ICLよくある質問!最初に知っておくべき注意点とは?

近年その安全性から人気が高まっているICL。

眼にレンズを入れるだけで視力回復でき、お手入れ不要というおてがるさが魅力ですが、まだ情報も少なく疑問点がある方も多いのではないでしょうか?

ICLは安全性の高い施術ですが、外科手術である以上は完全にリスクゼロではありません。

そこで今回は、ICL手術を受ける際のよくある質問を集めてみました。

ICLを検討する際の参考にしてください。

 

ICL適応についての質問

説明する医師

ICLが受けられない人は?

全身疾患がある方や妊婦・授乳中の方、目の形が特殊な方はICL手術ができません。

事前検査でくわしく調べた上で医師の診断に従ってください。

ICLの年齢制限はありますか?

20〜45歳くらいまでが最適な年齢とされています。40代後半になると老眼が出てくるため、結局老眼鏡が必要になってきます。

ただし万が一の震災に備えてICLを受けられる50代の方もいるようです。

以前レーシックを受けましたが、ICLも受けられますか?

レーシック手術を受けた方でもICLを受けられます。また角膜が薄いレーシック不適合の方でもICLを受けられます。

 

ICL手術についての質問

ICL手術は痛いですか?

点眼麻酔を行うので基本的に痛みを感じることはありません。ただし、目を固定する器具による圧迫感や目を触られる不快感はあるかもしれません。

また術後に麻酔が切れると軽い痛みが出る場合がありますが、処方された痛み止め点眼をすれば大丈夫です。

合併症のリスクはありますか?

ハロー・グレアが生じることがありますが、ほとんどは術後数ヶ月で気にならなくなってきます。

ICL手術で失敗はありますか?

ICLは安全性の高い手術であり大きな失敗は考えづらいでしょう。

ただし正確に目を測定することは難しいため、レンズが目に合わないことはありえます。

ICLで老眼も治りますか?

ICLは近視や乱視を矯正する治療であり老眼は治りません。

だいたい40歳くらいから老眼が出はじめますので、症状が酷い方は老眼鏡などを使用してください。

手術後どのくらいで視力が安定しますか?

当日はぼやけた視界ですが、翌日~数日中にはしっかりとした安定した視界になってくる方がほとんど。完全に目が安定するまでは処方された目薬を必ずさす必要があります。

 

ICL手術後の心配についての質問

ICLが曇ってくることはありますか?

ICLレンズはコラマーという生体適合性にすぐれた素材からできており、半永久的にレンズが曇ったりすることはありません。

したがって半永久的にお手入れの必要もありません。

目の中でレンズがズレたりしませんか?

ICL手術ではレンズの突起を虹彩の裏側にある毛様溝に入れて固定するため、余程のことがなければズレません。

レンズは一生入れたままでも大丈夫ですか?

レンズは耐久性・生体適合性に優れており、一生入れたままでも大丈夫です。しかもコラマー素材のレンズが有害な紫外線をカット。

万が一のトラブルがあっても、レンズを取り外して元の状態に戻せます。

手術後にレンズが目に合わなかった場合は?

レンズを取り出して入れ替えることが可能です。無料で再手術に対応してくれる保証期間は必ず把握しておきましょう。

将来、白内障になったら白内障手術は受けられますか?

レンズを取り出して元の状態に戻せるため、白内障手術も問題なく受けられます。

ただしレンズの取り外しで余計な費用が発生するため、ICLを受けた同じクリニックで白内障手術を受けることをおすすめします。

手術データのこともあるため、ICLを受ける際は白内障手術も実施しているクリニックを選ぶのがベストです。
 

ICL手術後の生活 よくある質問

仕事はいつからできますか?

事務職なら翌日の検診後から可能ですが、なるべく翌日は仕事はお休みすることをおすすめします。

デスクワークは手術の翌々日から、肉体労働の方は3~4日はお休みしましょう。

ICLレンズは他人に気づかれますか?

ICLはレンズを眼内の虹彩の後ろに挿入するため、他人に気付かれることはありません。

手術後に、生活習慣などで視力が低下した場合は?

ICLは取り出して元に戻せるため、レンズを交換することができます。またほかの屈折矯正手術を受けることも可能です。

そのままコンタクトレンズを併用したり、眼鏡をかけて対処もできます。

 

その他の質問

ICLのデメリットはありますか?

ICL手術の一番のデメリットは費用が高額だという点でしょう。

その他に、だいたいはレンズを取り寄せるため、手術を受けるまでに時間がかかる場合があることです。

ICLは健康保険が適応されますか?

ICLは自由診療になりますので公的保険は適用されません。

ただし任意加入の一般保険では、適用される場合があるので「有水晶体眼内レンズ挿入術」が対象か確認しておきましょう。

また確定申告の医療費控除は対象になりますので、忘れずに申請してください。

 

ICLよくある質問 まとめ

今回は『ICLのよくある質問』について紹介しました。

ICLは価格が高額だというデメリットはありますが、安全性が高く、術後の快適な生活を考えれば受ける価値のある施術です。

将来のことも考えて、ICLだけでなく白内障手術も行っているクリニックで施術を受けることをおすすめします。

以上、参考にしてください。

 
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